<service_name>!SPCS_WAIT_FOR¶
Snowpark Container Servicesのサービス を待ち、タイムアウトのある指定された状態に達します。
非同期ジョブを実行する場合は、このヘルパー関数を使用してジョブが完了するまで待機します。
サービスを作成する場合は、このヘルパー関数を使用してサービスが実行されるまで待機します。
- こちらもご参照ください。
構文¶
<service_name>!SPCS_WAIT_FOR( <status>, <timeout_sec> );
引数¶
必要な引数
'status'
待機するステータス。サービスステータス値のリストについては、DESCRIBE SERVICE コマンドの出力セクションをご覧ください。
timeout_sec
指定されたステータスを待機する最大時間(秒単位)。タイムアウトまでに指定されたステータスに達しなかった場合、この関数は現在のサービスステータスを含むエラーメッセージを返します。
戻り値¶
タイムアウトまでにサービスが指定されたステータスに達しなかった場合、または、そのステータスに達することができないとSnowflakeが判断した場合、この関数はエラーメッセージを返し、現在のサービスステータスも提示します。それ以外の場合は成功メッセージを返します。
アクセス制御の要件¶
この SQL コマンドの実行に使用される ロール には、 最低 1 つ の次の 権限 が必要です。
権限 |
オブジェクト |
メモ |
---|---|---|
これらの権限のいずれか1つ: OWNERSHIP、 USAGE、 MONITOR または OPERATE |
サービス |
スキーマ内のオブジェクトに対して操作を実行するには、親データベースとスキーマに対する USAGE 権限が必要です。
指定された権限のセットを使用してカスタムロールを作成する手順については、 カスタムロールの作成 をご参照ください。
セキュリティ保護可能なオブジェクト に対して SQL アクションを実行するためのロールと権限付与に関する一般的な情報については、 アクセス制御の概要 をご参照ください。
例¶
指定されたジョブが完了するまで2分待ちます(ジョブステータスは DONE)。
CALL my_job!spcs_wait_for('DONE', 120)
指定されたサービスが開始するまで3分待ちます(サービスステータスは RUNNING)。
CALL my_service!SPCS_WAIT_FOR('RUNNING', 180)